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自己血糖測定器2018/07/09(月)
糖尿病の治療は、血糖値のコントロールが基本です。
しかし血糖の動きは人によって異なり、いつも一定とは限りません。
今回は医療機関でしかできなかった血糖測定をいつでも測定できる自己血糖測定器を紹介します。
医療機関で行う採血とは違い多くの血液は必要ありません。細い針を指先に刺して少量(ゴマ粒大ほど)の血液をだせば測定ができます。
空腹や食後の血糖値を知ることによって今後の血糖コントロールの大きな手助けになります。
少しでも興味を持った方は、ぜひ来院時にスタッフにお声掛けください。
皆様の治療のお手伝いができるよう最大限ご協力させていただきます。

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糖尿病の合併症をご存知ですか?2018/06/23(土)
糖尿病でない方の血糖値は80-120mg/dl程度で推移します。
一方、糖尿病の方の血糖値は200,300mg/dlなんてことも…
「血糖値が2,3倍もある!これは大変!」と思いますが、
実は「症状は何もない」ことがほとんどです。
では、なぜ血糖値はコントロールしなくてはならないのでしょうか?
本来糖分はエネルギー源であり、身体にとって必要なものです。
しかし、過剰な糖分は血管を傷つけてしまうのです。
それが「合併症」となります。血管は全身にあるため、合併症は全身に及びます。
血糖値を適正な範囲に保つことは、合併症を遠ざけます。
「本来ならばならなくても良い合併症を防ぐこと」、これが血糖コントロールをする意義でしょう。
定期的な受診、適正な治療で合併症を予防しましょう!

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HbA1c2018/05/10(木)
今回は前回のブログでふれたHbA1c(「ヘモグロビンエイワンシー」、略して「エイワンシー」)についてお話します。
HbA1c は過去1~2か月の血糖値を反映する指標です。糖尿病の診断や治療効果の判定をする指標の一つとして用いられています。
数値が高いほど日常の血糖値が高いことを意味します。6.0% 前後から境界型糖尿病(糖尿病予備群)と診断される方が、さらに6.5% 以上は糖尿病と診断される方が多くなります。
一般的に、糖尿病と診断されている方は7.0%を目標としてコントロールします。当院では一人一人に合った食事・運動でのコントロール方法、必要に応じて薬物療法を提案しています。
※「HbA1c」は血液中の赤血球に含まれる「ヘモグロビン」が血液中の糖分と結合したものになります。
ヘモグロビンは寿命がくるまで、血液中を巡ります。血液中の糖が多い(血糖値が高い)ほど、ヘモグロビンは糖と結合し、HbA1cが高くなるということになります。 (※下記図 参照)
参考文献
日本糖尿病学会 糖尿病治療ガイド

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糖尿病と上手に付き合うには2018/04/20(金)
今回は、かねしろ内科クリニックの看護師によるブログです。
当クリニックは、糖尿病をはじめとする生活習慣病専門クリニックです。
さて、世界の糖尿病人口はどのくらいかご存知ですか。
国際糖尿病連合の発表によると、2017年現在で4億2,500万人に上り、2015年より1,000万人と爆発的に増えています。
糖尿病を発症している可能性が高いにもかかわらず、検査を受けて糖尿病と診断されていない人の数は、全世界で2億1,200万人(49.9%)にのぼります。つまり世界の糖尿病の方のおよそ半分は自分が糖尿病であることを知らないのです。
脳卒中、失明、腎臓病、足病変といった合併症の多くは適切な糖尿病の治療により予防が可能ですが、そのために早期診断・治療が必要となります。
糖尿病は初期の段階では自覚症状の乏しい病気なので、1年に1回以上は糖尿病の検査を受ける必要があるのです。
当院では、糖尿病治療における血糖コントロールの指標であるHbA1cを当日知ることができ、場合によっては糖尿病診断のために75g糖負荷試験も行っています。
また、合併症である心筋梗塞や脳梗塞予防のため、定期的に動脈硬化の検査(頸動脈エコー+血管伸展性検査)を行っています。
ご希望の方はスタッフにお声がけください。
世界の糖尿病人口について、詳しくはコチラをご覧下さい。
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2017/027510.php

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かねしろ内科の看護師です!2017/12/27(水)
かねしろ内科の看護師です。
不安を抱えて来院される患者様のお気持ちに寄り添い、笑顔を大切に丁寧な対応を心掛けています。
疑問に思われていることなどありましたら、お気軽にお声をかけてください。
一緒に頑張っていきましょう!!