
糖尿病と上手に付き合うには2018/04/20(金)
今回は、かねしろ内科クリニックの看護師によるブログです。
当クリニックは、糖尿病をはじめとする生活習慣病専門クリニックです。
さて、世界の糖尿病人口はどのくらいかご存知ですか。
国際糖尿病連合の発表によると、2017年現在で4億2,500万人に上り、2015年より1,000万人と爆発的に増えています。
糖尿病を発症している可能性が高いにもかかわらず、検査を受けて糖尿病と診断されていない人の数は、全世界で2億1,200万人(49.9%)にのぼります。つまり世界の糖尿病の方のおよそ半分は自分が糖尿病であることを知らないのです。
脳卒中、失明、腎臓病、足病変といった合併症の多くは適切な糖尿病の治療により予防が可能ですが、そのために早期診断・治療が必要となります。
糖尿病は初期の段階では自覚症状の乏しい病気なので、1年に1回以上は糖尿病の検査を受ける必要があるのです。
当院では、糖尿病治療における血糖コントロールの指標であるHbA1cを当日知ることができ、場合によっては糖尿病診断のために75g糖負荷試験も行っています。
また、合併症である心筋梗塞や脳梗塞予防のため、定期的に動脈硬化の検査(頸動脈エコー+血管伸展性検査)を行っています。
ご希望の方はスタッフにお声がけください。
世界の糖尿病人口について、詳しくはコチラをご覧下さい。
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2017/027510.php