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糖尿病・生活習慣病を中心としたクリニックです

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シリーズ・ザ・生活習慣病

92弾

シリーズ生活習慣病 第92弾!2014.02月号

アルトサックス

記録的な大雪で、大変でしたね。
私も雪かき頑張りました。

はじめは首とかが『さむ〜』
次第に暖かくなり、汗ばみます。

“はじめ寒く 後に暑い”
冬の運動の典型ですが、大切なことは飲水です。
実は冬でも脱水はありうるのです。

しかし、汗をかく量が少ないため
喉が渇くまで飲む気にならないのです。

つい先日、高校の先輩が雪かき中に心筋梗塞で亡くなりました。
残念でなりません。

長い時間、飲水をしないと、口の中の雑菌も繁殖します。
口臭や虫歯のもとに…

また、喉が乾燥すると粘膜バリアが傷つき、
感染(粘膜下に侵入)しやすくなり、風邪をひいてしまいます。

30分に一度は何か飲み物を口に入れて、喉を湿らせましょう。
ちなみに、私は常にちょこちょこ何か飲んでいるので、
うがいはしません!

詳しくは、
3月16日(日)に大和市勤労福祉会館で、
『歯周病と糖尿病』と題して、
私が講演することになりましたので、
皆様いらしてくださいね!
先着順で、10:30〜受付開始
講演は、11:00〜12:30 です。

そういえば、先日、新患さんが受付を済ませて診察室に…
「はじめまして、金城です…」
あれれ、見覚えがある!

聞けば、東芝林間病院時代に私が拝見していて、
その後開業したため、
そのままタイミングを逸して、
東芝にもかねしろ内科にも行きにくく…

なんとなくわかりますよね。

実は私も年末から忙しくて、
アルトサックスの練習を一度サボったら…
なんだか面倒になり、サボりまくっています(汗)

サックスの先生、ごめんなさい。
そろそろ行きます!

それにしてもその患者様がいらしてくださり、嬉しかったです!
今夜は喉を湿らせるためにシャンパンをちょこちょこ…(笑)

91弾

シリーズ生活習慣病 第91弾!2014.01月号

信じる者は若返る!2

お願い!
ホームページ https://dev.kaneshiro-naika.com/
を見て下さい!

前回のリベルタ(平成25年12月26日号)の
コラムを読まれた方からの問い合わせが殺到(炎上?)…

「頸動脈のエコー、私にも早くやって」
「私の血管年齢をまたやって」
「そのお薬、なんでくれないの?」
等々、よい反響で嬉しかったです。

我々の敵は動脈硬化です。
糖尿病や脂質異常症、高血圧症や肥満があると
少なからず頸動脈にプラークと呼ばれる
『不要なゴミ』が生まれてきます。

ということは心臓の、いえ全身の血管もきっと…
と予想がつくのです。

そして、全身の血管が硬くなり
血管年齢が歳より高くなって…
心筋梗塞、脳梗塞が将来心配になります。

そこで、少しでも心配な方に
『血液サラサラ』『血管がしなやかで丈夫』になる
[イワシの脂]が原料のお薬があります。

実は私も6年前から飲んでいますが、
血管年齢が37歳(当時は年齢相応)→17歳に若返りました!

当院(鶴間)の岩崎先生も20歳代に…

実際、患者様も次々に良い結果になるのを目の当たりにし、
そして今回、自分の結果で確信いたしました。

そういうわけで、まずは検査をしてもらって
血管がどんな状況か調べてもらいましょうね。

そういえば、
私の初詣のおみくじは今年も『大吉』

皆様も今年一年よい年でありますように。

信じる者は…です!

90弾

シリーズ生活習慣病 第90弾!2013.12月号

信じる者は若返る!

今年も一年間
いっぱい美味しいものをいただきました。

100kgの穀物に100kgの野菜、
20kgの魚に18kgの肉、
そして300リットル近い我らがシャンパンやワインたち…

我が胃袋、よくぞ耐えてくれた
と思ったら、
今年も緊急内視鏡のお世話に…

去年はサンマ、
今年はシメサバのお刺身に、
彼は潜んでいました。

その名はアニサキス!

一緒に行った14名は皆無事で
私だけ…

きっと、よく噛んでいたら、彼らを粉々にできたでしょうに。

後日談ですが、
同席していた消化器内科H先生は、シメサバを食べるのをためらい、
何度もやめようと思ったそうですが、目の前の誘惑に負け、
そのかわりよく観察し、30回よく噛んで召し上がったと。

アニサキスが、胃でなく腸で悪さをすると、
最悪、腸に穴が開き、緊急開腹手術になる、
「命懸け」とよく理解されているから、慎重になられたかと。

それに引きかえ私は…
トホホ 反省です。

動脈硬化もまたしかり。
原因の血糖、血圧、コレステロールにタバコ…
いつかは心筋梗塞、脳梗塞、失明、透析と
まさに命懸けの結果になるとわかっていても、
なかなか誘惑には勝てませんよね。

私は現在、皆さんの頸動脈のエコーと血管年齢を検査し、
少しでも危険な状態だったら、すぐに対処しています。
幸い、皆さま元気に通っていただけています。

ところで、私を信じ、
10年以上お付き合いいただいている患者様が大勢いらっしゃいますが、
動脈硬化があるため、血管を元気にするお薬を何年も飲んでいただいた結果、
ほぼ全員の血管年齢が若返りました。

信じる者は…
ですね!

89弾

シリーズ生活習慣病 第89弾!2013.11月号

うつ伏せ

大学院生の頃、港南台高島屋のデパ地下で
『今日はサンマが安いよ!兄ちゃんどう?』
と威勢のよい掛け声につられて、1袋4匹350円!

『美味しそうですね』と声をかけると、
『1匹おまけ!』とさらに追加してくれて、
二人で5匹は要らない…とも言えず(笑)、とりあえず帰宅。

いざ塩ふりの時、
「あれれ、6匹いるよ!」

翌日は病院当直で、持ち越すわけにはいかないため、
腹をくくりました。

「とにかく食べるぞ」
今までの人生で、あんなにサンマを食べたことはありません。
4匹食べちゃいました(笑)

若かったですね。
今じゃ完全に胃薬のお世話になってしまうでしょう。

厚労省の統計によると、
国民1人が1日に食べる魚と肉の量は、
2000年当時は約90gと80gで魚の方が多かったそうですが

2006〜2008年は、両者とも80gくらい

2010年には、魚72.5g<肉82.5gと、肉優勢。

下処理や後片付け、骨がめんどう、
という理由もあるとか。

ある健康に関する〈後悔したこと〉アンケートによると、
歯の定期健診を受ければよかった
運動をすればよかった
間食を控えればよかった
腹八分にして体によいものを食べればよかった …等々

日頃私が執筆している内容ばかりでしたが
おかずについては
大豆、魚、脂の少ない肉をバランスよく食べるのがよいかと。
肉も食べないと、ビタミンや鉄不足になりますしね。

そういえば、アンケートに日野原重明先生のコメントが…
「野菜はたっぷり、週にヒレ肉2回/魚5回、穀物控えめ…」

さすがだなぁ、と読んでいると

「うつ伏せで寝ると不眠症にならない」

…実は私もうつ伏せです!
理由も全く同じで、動物はみなうつ伏せだからと。

私も100歳…
あっ、シャンパン毎日はダメみたいです(涙)

88弾

シリーズ生活習慣病 第88弾!2013.10月号

安かろうは良かろう?

「1円でも他店より高かったら…」
という家電量販店のセリフも耳に慣れました。

牛丼にしても、ファストフードにしても、
価格競争の波に飲まれ「安かろう良かろう」に切磋琢磨…
そのしわ寄せは、人件費に加えて材料費。

一方、ジェネリック医薬品(製薬会社が開発した、医薬品の特許が切れた後に、
別メーカーが同じ有効成分でつくる薬・後発医薬品)は…

「安いのに同じ薬?」
中古車や割れせんべいならまだしも、同じ薬のはずがありません。

先日『後発品に薬局で変えられたら脈拍が増えてドキドキ苦しい…』
と患者様から電話があり、急いで元に戻してもらいました。

「私は後発は飲みません」と言っていた、
後発品の営業マンの正直さに驚いたことを思い出しました。

さて、安くなったお陰で運動人口が増えたスポーツジム!

体育の日に合わせた新聞発表によると、
高齢者の体力がぐんぐん上がっているようです。

加えて子供たちの身体能力も向上しているとか。
喜ばしいことですね!

筋肉量が増えることでエネルギー消費量は増え、
運動習慣によりインスリンの効きがよくなり、
血糖値や血圧、精神的にも良いことだらけ。

なにより、寝たきりにならないことが一番のご利益です。
心臓等の臓器は20歳までに出来あがりますが、
筋肉トレーニングは70歳だって遅くはありません。

ちなみに、お散歩は無料です。
歩くだけでも十分ですから、頑張っていきましょうね!

87弾

シリーズ生活習慣病 第87弾!2013.09月号

ストップウォッチ

決定、東京五輪!
でも、あまり気乗りしませんでした。

被災地を訪れてから『彼らの気持ち』が度々脳裏をよぎります。

五輪準備金4500億円、
自分達の被災地に使って欲しい…

「東京、よかったですね、でも私はテレビで観戦、震災でこんな状況なので…」
リポートに涙があふれました。

同じ日本人でこれだけ人生が違うとは…

糖尿病も人生・生活が変わる出来事。
あれこれ我慢、嫌いな運動…とストレスがたまる患者様。

でも、病気でなくても食べ過ぎれば太り、運動不足で足腰は弱る。
努力をされている多くの方々…
健康を保つため一緒に頑張っていきましょうね!

小学生の時「ストップウォッチ、あれば持参を」の連絡網、
父がわざわざ買ってきてくれました。
『チチチッと針のよい音!』とお気に入り。

突然父親から「3分間で○○について述べよ」
みたいなトレーニングを受けたり…

思い出の父の遺品を、五輪が決まった日に偶然発見。
当時は猫に小判、
なんとスイスのオメガ社製の手巻きストップウォッチだったのです!

傷がついたガラスの風貌に、変わらぬ懐かしい秒針の音…
父の愛情を今頃…(涙)。

『頑張る未来の子供たち』のため、復興も五輪も大切です。

東林間のクリニックはバリアフリー。
車イス、眼や耳の不自由な患者様、頑張っていらして下さいます。

2020年東京。
パラリンピックも絶対に見に行きたいですね!

86弾

シリーズ生活習慣病 第86弾!2013.08月号

笑み

…20年ぶりに行ってきました、イタリア!
懐かしい風景、美味しい料理、明るい笑い声…

でも日本とちょっと違うのは体格。
中年以降の方々は、素敵なちょいワルからでっぷり体型まで、
皆さんの予想の範囲内ですが、
若者のほとんどがすらりとした美男美女。

リストランテでも、かなりの量のパスタやピザの大きさを見ると
『太って当たり前』
なのになぜ若者はやせているのでしょうか?

早速、現地でインタビューしてきました。

その結果、
(1)結婚までは男女ともスタイルをよくしたい。
(2)よって、大好きなパスタは、せいぜい週に2回にしている。
(3)普段は野菜をよく食べる。
(4)結婚したら、もう周りの目を気にしない人は、毎日パスタにピザにワイン!
(5)でもまだまだモテたいひとは食事を制限している
と…。

糖尿病の人は?
(6)まずは野菜から食べている。
パスタはシェアするか、残している、私自身も糖尿病だし!

…これって事情は同じなのに、さすがファッションの国イタリア、
体格が命なんですね。

あと、自販機やコンビニがほとんど無く、
ピッツェリアやスパーにわざわざ買いに行かないと
手軽な飲食も買えない環境ではあります。

でも、親が太っていると、やはり食べ過ぎてしまう性格は遺伝する
とも話してくれました。

遺伝といえば、飛行機の機内食が終わり睡眠時間の暗い中、
読書灯をつけてノートを広げて勉強している長男の姿が、
学生時代の私とそっくりなのには驚きましたが、
笑みがこぼれたよい旅でした。

85弾

シリーズ生活習慣病 第85弾!2013.07月号

元気のもと

サクッと梅雨が明けて、急に暑くなったためでしょうか。
部屋の熱さに耐えながら頑張っていたスタッフも、数人ダウン…
幸い、休養と給水ですぐに元気になりましたが。

「(500mlペットボトル)3本は水を飲んでいたんですが、
排尿はありませんでした」

…つまり、脱水だったのです。

大量に汗をかかない季節でも、
運動をしない状態で、体重の1/30の水が必要です。
これに、運動が加わり、あるいは夏の自然発汗の分を足して飲まないと、
尿が出ない危険な状態になります。

「喉が渇く」「尿が出ない、出ても色が濃い」は危険信号。
「体がだるい」は緊急事態です!

ところで、脱水でもないのに元気がない、という患者様が…

調べてみると、『甲状腺機能低下症』
甲状腺ホルモンという、元気のもとになるホルモンが少なかったのです。

なかには、『バセドウ病』や『橋本病』で、
しっかりお薬を飲んでいたのに症状が出る患者様が、
なぜかうちにやって来て、調べてみると、
ホルモンの値が正常範囲内に入っていない!

よくよく聞いてみると、めったに採血しないでお薬だけもらって…

ちなみに私は採血結果を見て、
「あと半分を3日に1回」とか「5日で3錠」
という難解な微調整をしたりします。

たまには、採血やエコー検査をしてくださいね!

元気のもとの甲状腺ホルモン調整、水、休養、
あとは…
愛情と笑顔で、今年の夏も頑張ります!

84弾

シリーズ生活習慣病 第84弾!2013.06月号

8765 花婿(はなむこ)

天国、行ってきました!
(と言っても本物の天国ではなく、銀座の天ぷら屋さんでもありません(笑))
熊本にある、馬肉料理屋さんです。

お料理は馬肉のフルコース。
初めての本場馬肉料理に、期待と不安が…

まずは、馬刺のとろける舌触りに、一発先制パンチ。
レバーもクセがなく、次々に女将から馬肉攻撃を受け、
最後は、馬肉しゃぶしゃぶでノックアウト!

見た目はあんなにアブラがあるのに、こんなにサッパリした…

『馬肉は身体にいいんですよ~』の解説に、
酔いも回って、思わずうなずいてしまうところ、そこは我々プロ集団

「食べ過ぎればカロリーオーバーです」と、
きちんと女将にお返事しました。
(自分たちはフルコース食べていることは棚におき(笑))

…そうです、我々は日本糖尿病学会で熊本に行ってきました。

今回の変更点は、ズバリ『HbA1cの目標値』です。

昨年からの移行期間を経て、
0.4%プラスした、国際基準(NGSP)値しか使わなくなることに加え、

高齢者など、コントロールが難しい場合は8%未満、
合併症を起こさないためには7%未満、
正常化(完治ではありません)は6%未満にしましょう!

というのが、今回、学会で発表された熊本宣言でした。

8%、7%、6%… 覚えやすいでしょっ
という狙いらしいですが、かなりアバウトですよね。

いろいろ裏話は聞きましたが… 皆さんには内緒です。
「えぇ~」
ではちょっとだけ。

高齢者等は、100歳まで生きたい方は想定外、
当院に通っていただいている、ひそかに長生きしたい方々は、
もう少し頑張っちゃいましょう!

完全正常は5.5%未満で卒業です。

ただし、低ければ低いほどよいわけではなく、
低血糖が頻発するのは危険です。

ゆっくり、しっかり、確実にHbA1cを下げて、
100歳を目指しましょう!

私の友人が、やっと7月に入籍します。
「やっと婿になれるよ!」
うんうん、よい8765(花婿)…

83弾

シリーズ生活習慣病 第83弾!2013.05月号

相談相手

早いもので、6月で鶴間分院も、開院して5年になります。
数多くの患者様が、様々な問題を抱え、糖尿病に立ち向かっています。
本当にいろいろな相談を受けるので、
外来はやりがいがあり、飽きません。

すべての悩みに私がお応えしたいところですが、
餅は餅屋にお願いするのが、世の中の道理というもの(…セリフがレトロ(笑))

当院では、
お食事→管理栄養士
運動→健康運動指導士
ストレス→心理カウンセラー
エコー→臨床検査技師
そして、生活・介護→介護福祉士!

今までは、看護師やクリニカルサービス(医療事務)が、
生活や介護のご相談のお手伝いをしていましたが、
当然、専門知識はプロにはかないませんし、
本来のスタッフ業務に、少なからず支障が出ていました。

通院されている患者様の、介護を中心に、生活の悩みを解決すべく、
今年から介護福祉士を配置し、予約制で相談を受けています。

今や、介護は様々なサービス形態があり、
どこに何をお願いすればよいかが難しい状況です。
そのご相談を、ゆっくり懇切丁寧に、
その方にとってベストな方法を提案しています。

『誰も教えてくれないこと』を相談できる相手がいる…
こんな安心できるシステムは嬉しいですよね!

大きな病院にある安心を、クリニックで細かく対応…
かねしろ内科の濃厚なサービスを、ぜひご堪能くださいね。

そういえば、今から熊本で学会かぁ…
『どこに美味しいお店があるか…』
誰に相談しようかなぁ…(笑)

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